タイトル画面
RPGをもっと紹介してほしいというリクエストが来てますよ〜。
常々やりたいと考えてはいるんだが、RPGは収録と編集に時間がかかるからな…。 ゲームのボリュームと更新頻度はモロに反比例するから悩ましい。
だったら、短めのRPGをまとめて取り上げればよくない？
お前にしては珍しく建設的でいい提案が！
蹴 る わ よ ？（゜Д゜#）
ああ、ピータンさんがゴムマリのように（＾＾;）
えーと、というわけで今回から数回にわたって『短めRPG特集』をやります。お楽しみに〜。
ひとり1本、これだというのを持ち寄りましょう。最初は私からね！
世界滅亡までに残された時間はたったの30秒。
私はこれ、『三十秒勇者』！
お、有名なフリーゲームだな。
私は知らないゲームなので、今回は聞き手にまわりますね。
まず大事なことなので2回言うけれど、
世界はあと30秒で滅亡します。
世界はあと30秒で滅亡します。
さっ！？Σ（゜□゜;）
なんで2回言うんだよ…（´Д｀;）
大事なことだからよ！ 魔王が禁呪で世界を滅ぼそうとしてるんだけど、発動までの時間があと30秒しかないってわけ。
それでRPGって成り立つものなんですか？ 30秒で収まるボリュームってちょっと想像つきかねるんですけど。
論より証拠。習うより慣れろの精神でまずはやってみましょうか。
人類最後の希望。
そんなわけでゲームスタート。 右上のタイムカウンターがどんどん減っていくのが緊張感を高めるわね。
マップには城と、洞窟らしきものが見えますね。
おっと、洞窟にはまだ入るなよ？
その洞窟は魔王の住処よ。レベル1のままいったら返り討ちにされちゃうからね。
！！（゜□゜;）？？
そんな近いところにいるんですか！？
近いも何も、この今見えてるマップがこのゲームの全容だからな。
↓の図でもう少し詳しく説明しとくわね。
『？？？』の場所には何かが…？
なるほど、見たまんまですね。 見たまんますぎて説明しなくてもよさそうなくらいです。
それだけ機能的なマップってことだな。
戦闘画面。
戦闘はコマンド操作がいらないフルオート仕様なんですね。
操作系統に気を取られなくてすむから、残り時間とHPの減少に注意しといてね。 数秒でスピーディーに決着がつくし、フルオートだからって退屈なことはないわ。
HPの残量が少なくなったり、ある程度金が貯まったら城に行くんだ。城は宿屋と武器屋を兼ねてるからな。
いらっしゃいませー。
ガマズミさん！？
なんでここに！？
ここは私の店だもの。三十秒勇者の出張所へようこそ。
とうとうゲームの中にまで商売の手を広げやがったわああ（゜Д゜;）
で、何をお求めかしら？
宿屋で休んでる暇があるのだろうか。
HPは回復しておくとして…。 装備品はどれを買ったら良いんでしょうねえ。 今は頭に何もつけてないからヘッドギア？ それとも値段分の効果を期待してドラゴンアーマー？ うーん、ステータスの上がり幅が分からないので悩んじゃいます。
そんなに悩んでる時間はないぞ、 タイムカウンターは減り続けてるんだからな。
えっ！あっ、本当です！Σ（゜Д゜;）
どっ、どうしたら！
時間の巻き戻しも取り扱ってるわよ。 10秒100Gになるけど。時は金なり。時間はお金で買えるのよ。
ください！それすぐにください！（゜Д゜;）
ふう、助かりました〜（´Д｀;）
だから落ちついてる余裕はない！
もう残り8秒しかないぞ。
うあーん、もうどうしたらいいんですか〜！（TДT;）
さっさとこんな店は出るのよ！もう間に合わないだろうけど！
そしてすべては滅びた。
今、世界が一つ滅びました（TДT;）
まあでも、最初はこんなもんよ（＾＾;）
トライアル＆エラーを繰り返して適切な解法を探し出すのを楽しむゲームだから。
1プレイにかかる時間が短いから、つい止め時を見失って熱中してしまうんだよなあ。
そう考えるとRPGと言うよりはパズルゲームに近いですね。
私がこのゲームを好きな理由もその辺にあるわね。 ただ、短いゲームだから解法を見つけるまでにそんなに時間かからないし、 1度解いたらやることがなくなるから賞味期限は極めて短いわ（＾＾;）
ボリュームが少ないのは仕方ないですけど、遊び足りない気分になっちゃうのはもったいないですね。
はい、そんな貴女にはこちら。
また湧いて出た！Σ（゜Д゜;）
PSPにてリメイクされた『勇者30』。
PSPソフト『勇者30』。 三十秒勇者の作者であるUUEさんがマーベラスに企画を持ち込んで作った作品よ。 30秒以内に魔王を倒すというコンセプトは同じだけど、ステージやストーリー性を大幅に強化してあるわ。 総ステージ数は分岐を含めると50にもなって、サブミッションやアイテム制覇等のお楽しみもたっぷりよ。
他にもリアルタイムシミュレーションの『魔王30』、シューティングの『王女30』、アクションの『騎士30』といったゲームモードが遊べるし、最大4人で遊べるVSモードも熱いわ。 ジャンルは違えどシンプルさとスピード感を活かしたシステムは共通項。これだけのボリュームを携えて登場した傑作ゲームソフト、試してみたくないかしら。
あ、買いまーす♪（＾＾）
さすが、商魂たくましいわあ（´Д｀;）
三十秒勇者を遊んでから勇者30に移るとその進化に驚くぞ。 独特なシステムだから人を選ぶところはあるが、興味を持ったらぜひ試してみてほしい。
初稿：2019年2月3日
最終更新：----年--月--日
