もはや抗う術はなく。
む〜〜〜〜〜〜〜 (-"-;)
♪(^^)
跡形さえ残さず。
まいった!(´Д`;)
やったあ、勝ったよー♪
なあに?ふたりでオセロなの?
うん、買い取ったファミコンの動作確認がてらにねー♪
何回か対戦したんだけど、ちっとも勝てないんだー(´Д`;)
うわ、ものの見事に真っ黒だね(^^;) ひゅるるちゃんは別のオセロゲームで段位認定取ってるくらいだし、やっぱり強いんだね。
オセロの上級者は初心者が取りやすい動きと、それをどうやって潰せばいいかをよく知っているわ。 何度やったところで覆せるものじゃないのよ。
店長。見てたんですね。
ええ。手のひらで転がされているところを見るのはなかなか面白かったわよ(^^)
あ、悪趣味…(´Д`;)
だけどこのまま負けっぱなしじゃおさまらないなー。 ねえ、ハンデちょうだい?
うんいいよー♪
どんなハンデにしよー?
オセロのハンデの付け方というと一般的に2種類あるわね。 ひとつは初めから角に石を置くこと。
なるほど、オセロは角を取り合うゲームと言ってもいいくらいだからね。 あらかじめ一箇所でももらえたらぐんと有利になるね。
うーん、だけどこのゲームにそういうことができる機能はないみたいだねー。
もうひとつは、ハンデをもらう方が石を何個取れば勝ちになるかあらかじめ決めておくこと。 通常は32個ずつ取ればイーブンでそれ以上なら勝ちになるのだけど、例えば20個取ったら勝ったことにするとかね。
それなら盤外の取り決めだけでできるな。よーしそれでやってみようぜ!
さっきも見た光景。
…(TДT)
まあ、全消しされたらハンデも何もないわね。
あまりにも一方的だったね(^^;)
ダメだ、強すぎる…。 もうまともにやりあっても勝てないな…(TДT)
あらあら。それだったらスロットモードで対戦してみるのはどうかしら。
スロットモード?
裏技になるのだけど、モードセレクト画面でセレクトボタン+AボタンかBボタンを押すと対戦専用のスロットモードがプレイできるのよ。
スロットって、あのスロットマシンとかのスロットですか?
ご明察。 ここで回転するのは縦軸と横軸の座標よ。 Bボタンで回転するスロットを止めて、表示された場所に石が配置されるルールになっているわ。
こちらはセレクトボタン+Aボタンのモード。
普通のオセロは挟めないところには置けないのに、これは止まったところに問答無用で置いちゃうんだ。 なんだかすごいことしてるねー。
目押しならちょっと自信あるかも…やってみる?
1時間後。
全っ然終わんないなこれ!(´Д`;)
あはは、ちょっと疲れてきたねー(^^;)
これ、既に石がある場所を選択すると上書きされちゃうんだね。 初めはどうなるのか予想が付かなくて面白かったけど、後半は上書きばっかりで進まなくなってきちゃった。
空いてるところを狙うようにはしてるんだけど、だんだん疲れて目押しが上手くいかなくなってくるんだよ(´Д`;)
目押しがうまく出来たとしても、本気で勝とうと思ったら上書き狙いがかなり有効だからどうしても時間が掛かっちゃうね。
やっぱりオセロは普通に遊ぶのが一番かなあ…。 いつかひゅるるにも実力で勝ってみたいけど。
それなら地道に定石を覚えて上達するしかないわ。 教本を読みながらこのゲームのCPUを倒せるくらいになりなさい。
このゲームのCPUはレベル1〜5まで幅が大きいからねー。 段階的にステップアップするにはいいと思うよ♪
レベル5? 選べるのってレベル4までじゃなかった?
レベル4を倒すと隠しモードのレベル5が出現するのよ。 この時代のコンピューターオセロにしてはなかなか強いのよね。 さすがは技術力に定評のあるHAL研究所製といったところかしら。
開発はHAL研究所だったんだ。 言われてみればスロットモードみたいな遊びもHAL研らしい感じだね。
当面はレベル4に勝てるようになるのを目標にするかな。 腕を磨いたらまた対戦だ!
うん、楽しみに待ってるよー♪
初稿:2021年9月19日
最終更新:----年--月--日