その語りだしは前にもやったわよね?(^^;)
ああ、俺がやったんだ(´Д`;)
えへへ、一度やってみたかったんですよ(^^) というわけで今回は『アメリカ横断ウルトラクイズ』のスーパーファミコン版を紹介します。
以前取り上げたファミコン版と同じく、同名のTV番組をモチーフにした勝ち抜きクイズバトルだ。 日本からアメリカニューヨークまでの旅路を制し、目指すは日本一のクイズ王だ!
予選開幕。
第1予選はゲームドームでの〇×クイズ。 ここでは5問連続正解で勝ち抜けです。
ウルトラクイズの象徴である自由の女神問題。
1問目はやっぱり自由の女神問題なのね。 そういえば当時は自由の女神について纏められた対策本も幾つか出てたっけ。
確かにそんなものもあったな。 たった1問の予習のために参考書が出るほど世の中がウルトラクイズに熱狂していたんだ。
でもってこの問題の答は×ね。 自由の女神の肖像権はとっくに消滅してるんだわ。 あちこちで縮小スケールのものが建造されてるのもこれが理由よ。
ずいぶんさらっと答えましたね(^^;)
いつか出たいと思って色々調べてたことがあるのよ。 その前に番組がなくなっちゃったけど…(´Д`;)
幸先いいな。この調子でいけるといいが。
時の運に全てを託して。
成田空港で行われる2予選はジャンケンだ。 ウルトラクイズの3要素『知力・体力・時の運』のうち運のみに振り切ったクイズなど関係ない種目である。
私これ嫌いー(´Д`;)
TVで観る分には1年に1回だし緊張感もあるけど、何度も繰り返しプレイするゲームじゃ徒労感の方が上回るもの。
負けたらまた1次予選からやりなおしですからね。 下手をすると永久にここで嵌ってしまう可能性もあります(^^;)
機上のペーパーテスト。
空の関門、機内クイズだわ。 10位以内ってどれくらい正解したらいいんだっけ?
20問ですね。 これは固定なので覚えておくといいです(^^)
『アンダルシアの犬』ね。 シュールレアリズムの傑作と言われている短編よ。 観たことあるけど、あいにく私に芸術は理解できなかったわ…(´Д`;)
小松左京のベストセラーだわ。 映画も大ヒットしたし知らない人はいないんじゃないかしら。 そうそう、2020年夏にはWebアニメ『日本沈没2020』も配信される予定だそうよ。
えー…あれ?(^^;) 何度となく見てるはずなのにはっきり思い出せないわ…。 6か8のどっちかだとは思うけど…。
これはわかんない! 何のジャンルなのかさえわかんないわあ!(´Д`;)
グァムの地を踏めるか。
さあ、判定のブーブーゲートだ。 ノルマを達成していれば通過できるが未達成なら無情のブザーが鳴り、乗ってきた飛行機でそのまま日本に強制送還。 参加者からすればあまりに恐ろしいシステムだ(´Д`;)
ドキドキするわね…。 判定場所まで行く操作はプレイヤーに委ねられてるから、最後の1歩を踏み出す瞬間が怖いわ!(´Д`;)
『ブッブー』。
あっ…(^^;)
失敗したらこのように1次予選からやりなおしなのである…。
くっ、少し自信あったんだけど…(´Д`;)
映画やスポーツはいい線行ってましたけど、歴史や生物はちょっと苦手みたいでしたね(^^;)
まあ間違えたのは仕方ないとして、どれが正解で不正解だったのか教えてくれないから覚えて次に活かすってことができないでしょ。これは参るわね(´Д`;)
ふむ、ではここで裏技を投入してみるか。
用意はしっかりと。
この画面でA・B・X・Y4つのボタンを同時押ししてみろ。 するとだ…。
普段は存在しない表示が出現した。
なんか『P0』って出てきたけど?
これ、その時点での正解数なんです。 この裏技を使うとその問題で正解したのか間違えたのか、それまで何問正解したかが分かるようになるわけですね。
へえー!これならなんとかなるかしら。
『ブッブー』。
ま、まあ繰り返しチャレンジして問題を覚えるための裏技ですから。 1回目じゃあんまり効果ないですよ(^^;)
ドームとジャンケンも繰り返さなきゃならないのが辛いところだがな…(´Д`;)
外したら憐れ泥のプール。
グァムの地で行われるのは泥んこクイズだ。 形式は〇×クイズで、〇と×ボードのいずれかに体当たりして正解なら良し。外れならパネルを突き破って泥まみれになってしまうぞ。
バラエティ性が高くて番組でも人気があったクイズね。
ですが、本作の泥んこクイズは一味違います。 50mの高さから海にダイブ!海上の〇×ボードに着地!非常にダイナミックです。
そんなの死ぬわ!(´Д`;) 50mからパラシュートもなしに飛び込むなんて無茶よ!
50mの高さからドボン。
もちろん操作を誤ると海にドボンだ。 風の影響が大きいから風向きを意識して落ちる先を制御しよう。 コツとしては飛ぶ前から落ちたい方向に寄せておくことだな。
このステージ以降は条件付きでコンティニューができます。 また7問中5問の正解で良いので、これまでの全問正解を求められたドーム、運だけのジャンケン、正解が明かされない機内の各関門を乗り越えたプレイヤーには清涼剤のように思えることでしょう。
IT産業の一大中心地。
ここからアメリカ本土に上陸です。 サンノゼと言えば多数の半導体メーカーが集まるシリコンバレーの中心都市。 というわけでボールゲームクイズを行います。
ICとボール、ぜんぜん関係なくない?(^^;)
勢いで乗り切ろうとする司会者。
司会者からも同じツッコミが入ったぞ。
ツッコミが被った時の恥ずかしさときたらないわあ!((((゜Д゜;))))
ボールをゴールまで運べ。
一応、ICの基盤の上でボールを転がすという形式になっています。やや強引ですけどね。
ボールは自動的に前に進むのね。で、十字キーで向きを変える、と。
ボールがコース外に落下するとボールは失われ、スタート地点からやり直しだ。 ボールが3つ失われる前にクイズ5問に正解しなくてはならない。
多数の穴を避けて…避けて。
めちゃくちゃ難しいんだけど!?Σ(゜Д゜;) ボールは段々加速してるみたいだし、慣性もきついし、狭い道にカーブもあるし… 正直クイズどころじゃないわ。
あ、A・B・X・Yボタンのどれかを長押しするとブレーキかかりますよ(^^)
!?Σ(゜Д゜;)
そんな説明あった?
取説にはきちんと書いてある。 中古品などを入手していて持ってない場合もあるだろうが、 必須の操作だから気が付かないととんでもない足止めを食らうだろう。
でもブレーキを多用しすぎると時間が足りなくなるので、そこは注意してくださいね。
雄大な岩山が広がるネバダ。
ネバダではホバーレース対決を行う。 各チェックポイントで出題されるクイズに答え、ゴールまで到達するとステージクリアだ。
レース中に他の車やコースの縁にぶつかると燃料が減ります。 燃料か残り時間のいずれかがなくなると失格になってしまいますよ。
近未来的なホバーレース。
うん、それはわかったけど…。 これどっかで見たような画面なのよね。
そりゃこいつだろ。
参考:F-ZERO(任天堂)
あ、『F-ZERO』!そうそうこれよ! 見た目とか浮遊感とか音楽の感じとか、似てると思うわ。
それは個人の感想ということで…(^^;) ところでチェックポイントのクイズに正解すると燃料補給ができるんですが、コース上にある「E」パネルに乗ることでも補給できるんですよね。
乗っている間しか回復しないため、上手くブレーキで止まる必要がある。
先に言ったが、このステージはゴールに到着さえすればクリアだ。 クイズがダメでもパネルで燃料補給を欠かさなければクリアは可能というわけだな。
てことはクイズよりレースの腕が問われるわね。 正解しておいた方が楽になるのは間違いないけど。
常夏の島、キーウエスト。
次はキーウエストで行われるパネルシュートです。 裏側にクイズが書かれているパネル。それに弾を当て裏返して読み取りましょう。
2×6のパネルに弾を当てて問題を表示させよう。
ルールはわかったけど、フワフワ浮いてるから狙いにくいわあ(^^;) 同じところに当てるとまた戻っちゃうしね。
戻ったとしても覚えておけばいいだけだから怯むことはないさ。 短い問題だとパネルの後半部分は何も書いてないから、前半部から狙っていくといい。
制限時間内なら何度間違えても大丈夫なので、焦らないことが大事ですね。
パネルの間に上手く当てると複数枚ひっくり返せる。
4枚まとめてヒットしたわあ!
おお、やるな!
ここまでくれば正解は目前?
えと、『3分間写真機にはネガがない』かしらね。 これは楽勝、答えは〇だわ!〇のパネルを撃ち落とせばいいのね。
〇か×のパネルを撃って回答する。
あれ?(´Д`;)何も起きないわ。
撃つのはバルーンじゃなくてパネル本体ですよ(^^;) バルーンが割れると再び浮上するまで何もできません。少し待ってもう一度撃ちましょう。
カーネルおじさんもどきがチキンに騎乗しているケンタッキー。
ここケンタッキーで行われるのはバラマキクイズだ。 草原に散らばった封筒を拾って司会者に届けるとクイズが出題されるぞ。
TV番組に沿った久しぶりのクイズだわ。 だいたい内容は知ってるから安心感があるわね(^^)
封筒を追いかけて。
封筒は風に乗って飛び、そのスピードもまちまちです。 ゆっくり飛ぶ封筒を追いかけてもなかなか落ちてこなかったり、逆に速く飛ぶものがすぐに落ちてきたり、思うようにならない感じが面白いところですね。 でも上ばかりを見て足元を見ないと落とし穴に填まるかもしれません。
抜け出すのには時間がかかる。
そう文字通り、な。
くっ、やらかしたわあ(´Д`;) でもちょうど目の前に封筒が落ちたから、抜け出したらすぐに拾うわよ。
これは何と読む。
ああ、弱り目に祟り目(^^;) 中身はハズレの封筒でした。
…TV番組由来のクイズってさ、番組で観たとおり人の精神を削ってくる嫌らしさが尋常じゃないわよね。 それに比べてゲームオリジナルクイズの快活さときたら!安心感が違うわ!
さっき『TV番組で見たから安心感がある』って言ってたのは何だったんだ…(´Д`;)
アメリカ合衆国首都の中心、ワシントン記念塔前。
長かったクイズの旅路もそろそろ終盤、首都ワシントンD.C.で行われるのはなんとアメリカ国防総省ペンタゴンが開発した戦闘機でのシューティングゲームです!
まさかのシューティング。
敵機を撃墜しつつ、出現する『?』のパネルを4枚取るとクイズが出題される。 まずはこれに正解して5ポイント獲得しなければならない。
地上絵に注目。
これもどこかで見たような気がしてたけど、地上絵でわかったわ。 『ゼビウス』ね!
プレイした感じは全然違うけどな。色んなゲームからヒントを得たんじゃないかな。 地上と空中の撃ち分けもないし、パワーアップアイテムや1UPアイテムもよく出るから難易度は高くない。 あくまで主役はクイズだからだろう、遊びやすい調整がされている。
弱点のコアを撃破せよ。
5ポイント取るとボスが出現します。 これを倒せばステージクリア、そして最後の舞台ニューヨークへ移動します!
決着の地へ。
決着の地へ。
ついにここまで来たな、摩天楼での決勝戦だ。 最後にふさわしく小細工は一切ないオーソドックスな早押しクイズでの対決となる。
正解すると1ポイントで不正解ならマイナス1ポイント。先に10ポイント獲得した方が栄えあるクイズ王です!
き、緊張が凄いわあああ((((゜Д゜;))))
は?
はあ!?
ちょっと待って!さすがにそのタイミングで答えるのは早すぎるわよ!Σ(゜Д゜;)
クイズ王になれるどうかの戦いだぞ。 相手だってそれなりの実力はあるだろう。
それにしたってさー。 『次のうち、日本で』だけで答えがわかるわけないじゃない(´Д`;)
対戦者の正答率は驚異の100%です。 先にボタンを押された時点でポイントを取られたも同然なので、わからなくても先に押しちゃうしかないですね(^^;)
3択の選択肢と問題の断片から出題内容を予想して答えるしかないな。
なるほどね、そういうやり方があるか…。 これは根競べになりそうだわ(´Д`;)
あと少しです、頑張りましょう(^^)
エンディングを見せるわけにもいかないから、最後だがここでまとめてしまおう。
あ、これで本当に終わりなのね。 ファミコン版みたいにRPGが始まったりはしないか。
しない(´Д`;) まあステージ数がファミコンより少ないこともあるしな。 まだ何かあるかもと疑うのは仕方ないかもな。
そのかわりステージごとの作り込みはパワーアップしていますね。 レースゲームやシューティングゲームがあったり、バラエティ豊富でした。 スーファミの特性である回転・拡大・縮小のモード7を駆使した内容にして他機種版と差別化を図ったのでしょう。
ウルトラクイズのゲームはいろんな機種で発売されたから、内容が似かよらないように工夫したんでしょうね。 でも難易度はコースごとにバラつきが凄かったわね(´Д`;)
なにせアメリカ上陸までの序盤が一番大変ですからね(^^;) そうそう、今回はノーマルモードでのプレイでしたがイージーモードなら多少ノルマが下がります。 ノーマルがどうしても難しいと思ったらイージーでチャレンジしてみてください(^^)
TV番組の再現とスーパーファミコンならではの演出をミックスした新しいウルトラクイズだ。 ファンなら押さえておいて損はないだろう。
初稿:2020年4月25日
最終更新:----年--月--日