かわいいかわいいたれぱんだのタイピングソフト、その名も『たれぱん打』だよー♪
タイピングソフトってパソコンのキーボードで文字を打ち込むソフトのことだよな。
然りよ。 日本では2000年前後にパソコンの普及が急速に進んだのだけど、その過程でタイピングソフトが大流行することになるわけ。
あー、パソコンを扱う上でタイピングの習得は不可欠だもんね。 練習用ソフトの需要が増えたんだ。
当時はパソコンゲームで最も勢いのあるジャンルだったのよ。 オリジナル作品はもちろん、版権キャラクターを起用したものや既存のゲームソフトをアレンジしたものまで様々なタイピングソフトがリリースされたわ。
ラインナップにたれぱんだが加わったのは嬉しかったねー。 私はこのソフトでタイピングを覚えたよ♪(^^)
たれぱんだに囲まれた練習風景。
キーボードに慣れてない人は基本の練習から始めよう♪ ホームポジションの両手の置き方や、どの指でどのキーを押せばいいのかをたれぱんだが丁寧に教えてくれるよ。
ホームポジションを完璧にマスターできたらキーボードを見ないで素早く入力できるようになるから、とっても大事なんだよね。
ブラインドタッチかー、私はまだその域に達してないな。 基本が大切なのはわかるけど、ちょっと練習が退屈でさ(^^;)
正しいホームポジションを身につけないと覚えないと指の位置が定まらないから入力の正確性や速度が上がらないわ。 口述と同じくらいの速度で打てるようになると便利さが格別だから練習しておいた方がいいわよ。
温泉に浸かるたれぱんだ御一行。
じゃあ収録されてるミニゲームをひとつずつ見ていくよー。 最初はゆでぱんだからいってみよー♪
ゆで?
『ゆで』は『茹で』よ。 温泉に浸かったたれぱんだが発している文字を打ち込むのだけど、早く入力しないと時間経過で茹だっていくの。 やがて徐々に沈んでいって最後には真っ赤になって仰向けに浮かび上がるわ。
理屈はわかんないけど吹き出しの文字を打ち込めば沈むまでの時間をリセットできるんだね。 だけどこんなの危ないよ!死んじゃう!(^^;)
死屍累々。
そうなの!絶対に失敗できない緊張感がすごいよー((((゜Д゜;))))
絵面が惨たらしすぎるだろ!どうしてこんなゲームシステムにしたんだよ!Σ(゜Д゜;)
左下の説明文をヒントに『ことわざ』を連想してタイプしよう。
『ゆで』の次は『よせ』か?今度は危なくないといいけど…。
『よせ』は『寄席』のことみたいだね。説明文を読んで、その意味のことわざを入力するんだって。
正解すると座布団がもらえて、座布団が10枚に達したらクリアになるわ。 でもこれは寄席と言うより大喜利ね。
咄嗟にわからなくても時間経過で正解が出るから最後まで諦めちゃダメだよ。 でも待ってる間にCPUが答えちゃうこともあるから、ことわざの知識はあった方がいいねー。
数秒待てば答えを教えてくれるが、早打ちなのでその時間が命取りになることも…。
このゲームはことわざの勉強にもなるな。 知らない言葉が出題されても何回かプレイしたら覚えられそうだ。
手前にいるのが鬼。
『おにぱんだ』はいわゆる『だるまさんがころんだ』ね。 鬼が見ていない間にタイプした文字数の分だけ進むことができるわ。
鬼に見られている時にタイプしちゃうとミスになって1匹ずつ捕まっちゃうの。 全員捕まったらゲームオーバーだよー(><)
時間経過で昼から夜になっていくが、焦りは禁物だ。
わりと難しいな…。『だろまさんがころんだ』って言い終わるタイミングを見るために画面の左側から目が離せなくて、入力に集中できないんだ(^^;)
その様子だと手元を見てる余裕はなさそうだね。苦手だって言ってたブラインドタッチを練習するいい機会なんじゃない?
このシルエットは何を表す?
『かげぱんだ』は3択のシルエットクイズみたいだけど少し違うかな? なんだか妙な文章が並ぶね。
ここはねー、とりあえず影絵をよーく見て関係のありそうなものを選ぶといいよー♪
トロフィーっぽいシルエットに見えるし、この真ん中の文章でいいのかな?
。
ああ、トロフィーの中にたれぱんだがいたのか。 すっぽり収まっててかわいいな(^^)
クイズはこの際置いておいて、多種多様なたれぱんだの姿を鑑賞するのが楽しいゲームモードなのよ。
おねむのたれぱんだ。
へえ、たれぱんだって揺り籠で寝るんだ。
たれぱんだって絶対に表情が変わらないから、起きてるか寝てるかもわかんないんだよね(^^;)
だけどそんなところもいいんだよー♪
スケボーに乗るたれぱんだ。
『あまり進まない』って書いてるが、これどうやって進むんだ…。
たれぱんだは前転や側転で転がって移動するから、その勢いで乗っているのかもしれないわね。 それが楽しいのかどうかはあいにく知らないけれど。
かき氷でお腹を冷やすたれぱんだ。
これ、お腹を冷やしてるのはかき氷を食べたせいじゃないよね(^^;)
氷の上に腹ばいになったらそりゃ冷えるだろ!
逆上がり特訓中のたれぱんだ。
たれぱんだが逆上がり…だと!?Σ(゜Д゜;)
そんな腕力があったのか!?
そうそう、見かけによらずパワーがあるんだよね。 驚いた?こういう意外な一面も愛される一因なんだよ♪
幽霊になったたれぱんだ。
マスコットキャラを幽霊にするなんて、ずいぶん攻めたことをするのね。
表情からは読み取れないけど何か未練があるのかな。
これさ、もしかしてゆでぱんだのなれの果てだったりしないよな(^^;)
やめて、生々しいよ!(^^;)
いろんなたれぱんだが見れて幸せだよー♪ 何度もプレイしてるうちに気が付いたらタイピングが上達しちゃったし、たれぱんだ最高だよー♪
各ゲームモードはそれぞれシチュエーションや求められる技量が違って、バリエーションが豊富だよね。 個性が際立ってて楽しいよ(^^)
それでいてたれぱんだ特有のゆるい世界観がしっかり表現されてるからな。タイピングっていう題材からよくここまで広げたと思うよ。
たれぱんだの魅力に目が行きがちだけど、システム面の作り込みも見逃せないわ。 一切マウスを使用しないインターフェイスを採用していたり、ローマ字入力のキー設定が不要なのも嬉しい所ね。
タイピングソフトって例えば『じ』を『ZI』と『JI』のどっちを使うかとかの認識方法を最初に決めなきゃいけなくて面倒だったりするけど、このゲームはどっちでも自動的に認識してくれるみたいだね。
難易度も3段階を選べるようになってるから初心者から上級者まで遊べるし、ここまでくると本当に隙がないな。
ファンなら絶対に満足できるし、タイピングの練習が目当てでもきっと楽しめると思うよー♪
初稿:2022年8月12日
改訂1:2024年5月12日