◆ラピスの迷宮物語◆
-Windows3.1/95/98-





タイトルラピスの迷宮物語
ジャンル3DダンジョンRPG
対応機種Windows3.1/95/98以上
開発元YUWAKA'S SOFT
開発ツールコミックメーカー95
価格フリーソフト
発表1999年7月
備考インターネットコンテストパーク1999年07月度受賞





@コンパク『銅賞』受賞作





主人公の少年ラピス。


とある満月の夜、エルフの少年ラピスが感じた嫌な予感。
それは、ある人物の来訪を意味していたわ。




妹のピナ。


その人物とは、ラピスと離れて暮らしている妹のピナでした。
ピナはラピスに面倒ごと頼みごとを持ちかけます。

ピナの飼っている小鳥が、ライバルの女の子アーシュに
捕らわれてしまったらしい。
解決のため、ラピスはアーシュのいるものみの塔へ向かう。




ドワーフの森にそびえ立つものみの塔。


というわけで、今回はインターネットコンテストパーク
略してコンパクの1999年7月月間賞『銅賞』受賞作品、
『ラピスの迷宮物語』を紹介します。




A制作ツールはコミックメーカー





コミックメーカーでまさかの3Dダンジョンを実装。


このゲームはコミックメーカーで製作されているんだが、
コミックメーカーといえばAVG系のゲームを作るためのツールだ。
これで3DダンジョンRPGを作ろうという発想がまずすごい。

実際に遊んでみると機能の制約に負けずによく考えて
作られていることが分かるわ。
3DダンジョンRPGなんて苦手、という人も多いでしょうけど、
本作は初心者向けに色々な工夫が凝らされているのよ。




B3Dダンジョン初心者への配慮


例えば、各階層のマップは分かりやすいところに置かれていますし、
見つけたらいつでもメニュー画面から見ることが出来ます。
塔の中にいくつかある売店では先の階の地図を買うこともできるので
これなら道に迷ってうんざりすることもないでしょう。




エクセルで作ったような分かりやすい地図。


オプションで戦闘難度を変更することもできる。
元々悪くないバランスだが、戦闘を全く発生させないように
することもできるから、どこでもセーブができる本作では
ハマリを回避する意味でも便利な機能だ。




戦闘では敵の弱点を突くことが秘訣。


ストーリーだけを追っていくととても短いゲームなんだけど、
塔をくまなく歩いていると色んな隠しイベントに出逢うから、
探索の楽しみも大きいわ。
イベントを探してあっちこっちへ移動しているうちに
3Dダンジョンへの苦手意識も吹っ飛んじゃうわよ。


 

迷子イベントや闘技場イベントなど、隠された全てのイベントを見ることができるか?


コミカルなキャラクター達の個性の見せ方も際立っていて、
このジャンルにありがちな重さは微塵も感じられず
取っ付きはかなり良いです。入門編としてはもちろん、
誰でも気軽に遊ぶことができますよ。




Cモデルはあのゲーム?


ところで、コミカルテイストな3DダンジョンRPGといえば
『魔導物語』を思い出す人もいるかと思うんだけど…。

その関連性は隠しキャラとして登場する作者自身に
よって仄めかされていますね(^^;)




顔グラフィック、やっつけすぎです。


言われてみれば各階の移動に魔法陣を使ったり、
一部の仕掛けにオマージュを感じるところがあるな。
もちろんゲームの内容自体は全くの別物だが。

いずれにせよ、気軽に遊べる3DダンジョンRPGって貴重よね〜(^^)
またいつかこういうゲームを作ってくれないかしら。