パッケージ表
パッケージ裏
HuCARD
タイトル画面
では、今回はPCエンジンの『琉球』を紹介しまーす。
琉球か。これもPCゲームがオリジナルだっけな。
琉球…？琉球…。ふふーん、読めたわ！そのネーミングからして、また麻雀牌を使ったゲームなんじゃない！？こないだ取り上げた『香港』みたいに！
ざんねーん、使うのはトランプでした（＾＾）
ほげっ！？Σ（゜Д゜;）
何言ってんだお前、琉球は中国の地名じゃないだろー（棒）
そんなのは知ってる、知ってるけど、位置的にも歴史的にも近いし見栄えもする名前だからありえる話だと思ったのよ！ ていうか問題はそこじゃないでしょ！タイトルからもパッケージからも内容が全く想像つかないわ。 一体どんなゲームだってーのよ？
では『琉球』のゲーム内容について説明しまーす。 画面右下に5×5のフィールドが見えますね？ さらにその上あたりにトランプの束が4セット確認できると思います。
沖縄風の背景とBGMに包まれて。
はいはい。
一番手前のトランプだけが表を向いてるわね。
その表を向いたトランプから1枚を選び、フィールドに落とすんだ。 するとトランプを取った束の一番手前がまた表になるから、 同じように繰り返してフィールドを埋めていく。
おっと、ただ埋めていくだけではダメですよ。 タテ、ヨコ、ナナメの計12通りある組み合わせで多くの役を作ることが大事なんです。
できるだけ多くの役を組もう。
あっ、これは…ポーカーね！
そう、フィールド中にポーカーの役をたくさん組んで高得点を狙うゲームというわけだ。 ラウンドごとに目標となるポイントが設定されていて、それ以上のポイントを取れば次のラウンドに進むことができる。 ラウンドクリアするとちょっとしたデモが挿入されるぞ。
ラウンド3クリア時。
ラウンド10クリア時。
一枚の絵の全容が少しずつ明かされていく様子がわかりますね。
完成形を見たくて頑張っちゃうやつね。絵の好みもあるだろうけど。
各ラウンドで得たポイントのうち、目標ポイントを超過して余った分は次のステージに持ち越せます。 先に進むほど目標ポイントはどんどん高く厳しくなっていくので、序盤からできるだけ貯金を作っておくのがカギです。
大きい役を狙うか？小さくてもコツコツ稼ぐか？ その駆け引きが肝であり面白いところだ。
ルールは分かりやすかったけど、実際やると凄く頭を使うわね〜。 工夫のしがいがあるわ。
でもさ、結局タイトルについては謎のままだわ…。 背景のグラフィックや音楽の雰囲気は沖縄っぽくてそれはそれでいいけど、ゲーム内容には関係ないわよね。
それが、本当にわからんのだよなあ。
個人的にはモロッコヨーグル説を唱えています。
モロッコ…何ですって？
ヨーグルはグラニュー糖やらショートニングやらを原料にしたヨーグルト風の駄菓子だが…。
画像は類似品のフラワーヨーグル。
ああ、象の絵が書いてあるアレね。そういえば昔食べてたわ〜。爽やかな酸味がたまらなく美味しいのよね。
あれはあくまでヨーグルト風のお菓子で、ヨーグルトではないんですね。 だから名前も似て非なる『ヨーグル』なんです。
うそ！？私ずっとヨーグルトだと思ってた！Σ（゜Д゜;）
そもそも乳製品ですらないぞ。うまく似せて作ったもんだよな。
それでヨーグルトといえばブルガリアが有名ですよね？ モロッコってブルガリアと同じく地中海に面した国家なんですよ。 いわばご近所さんなんです。
え、まさか（´Д｀;）
『ブルガリアヨーグルト』に似せた製品だからネーミングも近くして『モロッコヨーグル』にしたんです。 実際はモロッコと縁もゆかりもないんですけどね。
いかにも駄菓子っぽい話だ…。 それで、『琉球』も同じように名付けられたのではないかと言うんだな。
ヨーグルを食べてるときにふと思いついただけなんですけどね（＾＾;） 本当のところはわかりませんけど、自分なりに納得はしました。
こういう、由来はよくわかんないけど妙に記憶に残るタイトルってあるわよね…。
初稿：2019年4月26日
最終更新：----年--月--日
