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タイトーアメリカが1981年に業務用としてリリースした陣取りゲームを任天堂がゲームボーイに移植しました。 今回紹介するのは『クイックス』です。
アメリカ発祥なんだけど、日本でもヒットしたのよー。 ゲームボーイの前にはパソコンのFM-7なんかにも移植されてたわね。
陣取りゲームを取り上げるのは初めてだな。 まずは登場キャラクターについて覚えてもらおうか。
クイックス。TVCMでは『南京玉すだれ』に例えられていた。
マーカーでラインを引いて領土を占領し、規定の割合（％）に達すると面クリアです。
クイックスの動きをかわして敵陣を突っ切り…。
49％の領土を確保した。
フィールド上を不規則かつ縦横無尽に動き回るクイックスの動きを読み、待ち、縫ってかわすスリルが面白いのよー（＾＾）
ルールが分かりやすく、達成感も強いからすぐに熱中してしまうんだよな。
次々と面をクリアしていくだけでも楽しいんですが、特にスコアアタックが熱い！ですね（＾＾）
ゲームオーバー時にはそのスコアに応じたご当地マリオのグラフィックが見られるご褒美があります。
これらを見るために頑張ってみるのもいいでしょう。
各国の民族衣装に扮したマリオの姿を見ることができる。（上画像はアフリカ）
メキシコの衣装は2017年の『スーパーマリオオデッセイ』でも再登場したわね〜（＾＾）
『オデッセイ』では砂の国アッチーニャで入手可能だ。
『オデッセイ』ではそれまでのマリオシリーズの多くから衣装がピックアップされているが、任天堂オリジナルではなくマリオの名も冠さないクイックスから選ばれているのには驚いたな。
ハイスコアを狙うには、クリアボーナスを多く取ることが大事よ。 クリアボーナスは『クリア時の領土％』と『そのステージを クリアするために必要な領土％』の差に1000点をかけた値になるの。
つまりクリア条件が75％だった場合、80％取ってクリアすれば （80-75）×1000=5000点のスコアボーナスがもらえるというわけですね。
そういうことね。
もっとたくさんのクリアボーナスをもらう方法もあるわ。
領土を最大限、つまり99％取ればスペシャルボーナスとして追加で5万点ものスコアが入るのよ！
これは98%の時と比較して倍以上の差になってくる。だからハイスコア狙いのプレイでえは99％クリアは欠かせないテクニックになるわけだ。
一番実践しやすいのは、フィールドを半分ずつ分断していって渦状にクイックスを追い詰めていく作戦ね。 こうしてクイックスを最後の1%の空間に閉じ込めてしまうのよ。
渦上にクイックスを追い詰めろ。
そして最後に出口を閉じる。 こうすればクリアボーナスと合わせて1ステージあたりおおよそ8万点くらい稼げるわ。
あの、最後に囲った部分の色が違うことについての説明がまだですよ（＾＾;）
あー、ごめんごめん。 マーカーがラインを引く時、Aボタンで引くと白い領土に、Bボタンで引くと黒い領土になるのよ。 で、ここからが大事なんだけど、黒い領土は白い領土の2倍のスコアになるのよね。
ただしBボタンで引くラインの速度はAボタンの半分しかない。 だから普段はAボタンを使ってクイックスを追いつめ、最後に大きい領土を取る時だけBボタンを使うわけだな。
クイックスが1体しかいない面ではこの方法が良いと思うわあ。
では、クイックスが2体いる面についてもお願いします。
クイックスは1体だけとは限らない。
クイックスが2体いてもさっきのようにやれないことはないんだけど、かなりリスクが大きいのよね。 だから、ここはクイックスを分断してしまいましょう。 そうすると『スプリット クイックス』になってそのステージは終わりになるわ。
クイックスを分断させるとステージが終了する。
スプリットでクリアしてもボーナスはもらえないんだけど、代わりに次のステージでもらえるボーナスが倍になるのよ。 こうやってクイックスが1体になるステージまで繋いでから99％を取れば･･･あとはわかるわね？
ボーナス点がとにかく物凄いことになるわけだな！
スプリットは最大4ステージ連続で可能です。上手くいくと5万点×5＝25万点が獲得できますね。
狙ってみたいスペシャルボーナス。
もちろん地道にやってもいーのよ。 50万点以上のスコアで見られるキノコ王国の画面には感動するからぜひ見てほしいわね！
まあハイスコア狙いは遊び方の一端にすぎないから。 どこまで先のステージに進めるか挑戦したり、一筆書きで規定以上の領土を取ることに挑戦するのもいいわ。 いろんな楽しみかたをできるのがクイックスの良いところなのよ。
遊び方に工夫のしがいがあって面白い。 シンプルなのに熱中できて飽きない理由はそこにあるんだろうな。
通信対戦では同じ画面で領土を奪い合うことになるので スピーディーな展開になり、これもまた面白いです。 本当にこれ1本だけでも長く遊べますね（＾＾）
初稿：2019年10月30日
最終更新：----年--月--日
