おなじみのフレーズで始まる伝説の超弩級クイズ番組、『アメリカ横断ウルトラクイズ』のファミコンゲーム化です。
合言葉は「知力、体力、時の運」!
各所で行われる勝ち抜きクイズを突破しながらアメリカを横断し、決勝地ニューヨークでクイズ王になるのが目的よ!
日本テレビの制作によるこの番組は1977年から1992年まで、年1回のペースで開催され放映されていました。 アメリカ大陸を舞台にした巨大なスケール感が売りで、「世界で最も制作費のかかったクイズ番組」としてギネスブックにも記録されていますね。
体裁はクイズ番組だが、約1か月にも及ぶ長期の撮影期間が生み出す人間ドラマもまた見どころであった。 この番組によって海外旅行に憧れた人は多いだろう。
私もね、子供の頃は大人になったらこの大会に参加したいって漫然と思ってたんだけどね…。 その前にレギュラー放送が終わっちゃったわね(^^;)
同じ思いをした人はきっと多いんだろうな。
実際に出場する夢は叶わなかったが、その無念はぜひゲームで晴らしてもらおう。
かくして、史上最大の戦いが始まる。
お母さんから参加ハガキを受け取り、予選会場のゲームドームへ向かいます。
駅までは徒歩で。
わざわざ家から歩いていくパートがあるのよね。こういうRPG的な要素には何の意味があるのかしら
…って、撥ねられたーっ!!Σ(゜Д゜;)
特急暴走車両の餌食に。
車に撥ねられたら自分の家からやりなおしです。 この町の車は交通規則をまるで無視しているので気をつけていきましょうね(^^;)
この要素には何の意味があるのかしらね!(゜Д゜#)
いよいよ予選開幕。
ドームに着いたらいよいよ予選が始まる。
クリア条件は○×クイズに5問連続で正解することだ!
問題は過去に実際に出題されたものがベースとなっています。
やはりドームでは自由の女神に関する問題が多いですね。 問題の種類はあまり多くないので気楽に挑戦してみましょう。 まだ最初ですし、失敗しても何度でも再挑戦できますから。
日本脱出をかけたじゃんけんバトル。
空港では恒例のじゃんけん5本勝負ね。
ここで負けると無性に悔しいのよねー(´Д`;)
洋上の機内クイズ。上位進出してグアムの地を踏むことはできるか?
さあ日本を飛び出し本選だ。
機内クイズでは3択問題が36問出題される。
クリア条件は上位12人ということだが、30問以上は正解しておきたいところだな。
私はここでロケハンを諦めました(´Д`;)
早いですよ!まだ序盤ですよ!?Σ(゜□゜;)
ノルマが高すぎるんだもの(TДT;)
それに終わっても正解数しか教えてくれないから結局それぞれの問題の正答はわからずじまいだし、
ここで失敗したらまたドームからやり直しだしで心がボキボキに折られてしまったのよおおお(TДT;)
もう、しかたないですねえ(^^;)
わかりました。では、さっき司会者が出てきた扉に入ってみてください。
適当に乗客と話していると奥から司会者が出てきます。
こんなところに入れるなんて知らなかった・・・。
ここはトイレになっているんですが、便座を調べてみましょう。
実際の番組でも、スタッフがゴミ箱に捨てた問題から解答が流出したことがあったらしいが…。
問題集!?Σ(゜Д゜;)
司会者が置き忘れた問題集です。
次に機内クイズで出される問題と解答が全て載っているので暗記してしまいましょう。
すぐに添乗員が呼びに来るので数問しか読むことができませんが、役に立つと思います。
これならやったるわあ!(゜Д゜)
ここは序盤の難所だからな…。
クイズゲームでカンニングするのはどうかと思うが、知らないと答えようもないのがクイズだから
どうしてもクリアできなくなった時には使ってくれ。
グアム上陸。
おおー、グアムだわあ!はじめて来れたわあ!!
グアムではまず、クイズが行われているホテルを探さなければなりません。 3つあるホテルのどれかなのですが、別のホテルに行ってしまうと展開次第でゲームオーバーになってしまうので注意が必要です(^^;)
また余計なRPG要素を・・・(゜Д゜#)
洋上の機内クイズ。上位進出してグアムの地を踏むことはできるか?
グアム名物ドロンコクイズは5ポイント先取だ。
2択クイズだし、間違えても脱落するのは最後の一人だけだからそんなに難しくはないな。
レベルアップおめでと〜♪
さっきから勝ち抜くたびに出てくるこれはなんなの?
今はまだナイショです。
おいおいわかりますよ、ふふ。
嫌な予感しかしない!(´Д`;)
幅広い映画の知識が問われる。
ついにアメリカ本土に上陸しました!
ハリウッドでは映画にまつわるクイズが出題されます。
それ以外に特別なギミックなどはないので、純粋に知識量が問われることになりますね。
ハリウッドだから洋画ばっかりなのかと思ったんだけど、ちゃんと邦画やアニメの問題もあるわね。 これならなんとかなるかしら。
ただひたすら掘れ。
ロサンゼルスは金掘りクイズ。
金塊を掘り出すことができたらクイズに回答できる。他の人が掘った穴に落ちないように気を付けて、Aボタン連打でとにかく掘れ!
イージーモードの場合は条件が20,000ドルで済むので、全額賭けて一点突破も可能。
ラスベガスで行われるのはブラックジャッククイズ。
持ち金は10,000ドルからはじまり、クイズに正解することでディーラーとブラックジャック勝負ができます。
最終的に50,000ドル以上を稼ぐとクリアですが、このディーラーがかなり強く、クイズに間違えると
マイナス2,000ドルになってしまうこともあってかなりの難所になっています(^^;)
うまく降りるには慣れが必要かも。
グランドキャニオンはハングライダークイズ・・・。
○×クイズだけど、○×が書いてある遠くの山まで飛んでいかなきゃならないなんて(´Д`;)
ハングライダーを降下させるタイミングがつかめないとコースアウトを連発してしまうわよ!
ツルツル滑る氷の床を抜けていけ。
ここまでも長かったが、この辺でやっと半分くらいだ。
アンカレッジで行われるのは3択クイズだが、解答するには滑る氷の上を歩いていかなければならない。
制限時間内に辿り着けなければミスとなってしまうぞ。
腕が壊れるくらい連打しよう。
ケンタッキーでは、カエルをおどかして前に跳ばせ、一番先にゴールに着くことができたらクイズの出題を受けることができます。2本先取ですよ。 でもこれがなかなか跳んでくれなくて、いつも連打のしすぎで指が・・・(TДT;)
ひらひら舞い散る問題用紙を手に入れろ。
NASAがあることで有名なヒューストン・・・ だけどそんなことは関係なくて、ここで行われるのはバラマキクイズね。 ヘリコプターからばら撒かれるクイズを拾って司会者に渡して解答するのはいいんだけど、 司会者はウロチョロしないで欲しいわあ(´Д`;)
無情のスカ。
ただでさえどこに落ちるかわからない問題を奪い合うのは大変だってのに、 その上スカの割合がやたらと高いから精神的にくるなこれは(´Д`;)
残り時間は十分あるので焦らないように。
フロリダではなんと横スクロールのアクションゲームになる。 マップ上にある『Q』マークを取るとクイズが出題され、3問正解すればクリアという寸法だ。 時間内であれば何度でも挑戦できるから、まずは焦らないことだな。
…迷路?
さあていよいよきました準決勝!シカゴの迷路クイズです。 各部屋のクイズに正解すると扉が開いて先に進める仕組みですが、不正解だと扉が塞がれます。 最終的に左上の出口から出て、通過クイズに正解するとクリアになります。
それって、一番左上の部屋で不正解になると詰んじゃったりしないわよね? だとしたらひどいクイズだわあ。
反時計回りに進んでみました。
ああ、その進み方は駄目です!Σ(゜□゜;)
その結果出題された通過クイズ。
バグった!?Σ(゜Д゜;)
バグじゃありません(^^;)
通過クイズは正解した部屋の場所だけ問題が見える仕掛けになっているんです。
この進み方だと問題も選択肢も何も見えなくなってしまうんですよ。
つまりはこういうことである。
そういうことは先に教えておいて欲しいよな(´Д`;)
本当にひどいクイズだわあ(TДT;)
決勝の相手の正解率は驚異の9割以上!ノーミスを維持できなければ勝利の可能性は限りなく低い。
計13ラウンドを勝ち抜いてついに辿り着いたニューヨーク! 3択クイズに交互に挑み、先に10問正解すれば念願のクイズ王だ!
そして…
歓喜の時が訪れた。
ついに…ついに、優勝できたわああ!(゜Д゜)
おめでとうございます(^^)
では、このおじいさんの話を聞いてあげてください。
なんの前触れもなく登場するじいさん。
ん?
プレイヤーに労いの言葉をかけるじいさん。
あ、ありがとうございます・・・?(´Д`;)
プレイヤーに驚愕の事実をぶつけるじいさん。
はい?( ゜Д ゜)
そう、ここから第2部のRPG編が始まります。
え…えーーーっ!!?Σ(゜Д゜;)
これは紛れもなくRPG。
ラウンドを勝ち抜くたびに上がってきた知力が『IQ』(経験値)に! 体力が『ST』(ヒットポイント)に!時の運が『LC』(ラック)に! 意味がないと思われていたRPG要素は実は大きな伏線だったんだ!
う、ウソでしょ!?(´Д`;)
RPGですが、戦闘はやっぱりクイズで行われます。 敵が出題するクイズに正解できれば敵に、不正解だとこちらにダメージが与えられるかつてない斬新なシステムです。
ストーリーだが、なんとニューヨークの自由の女神が盗まれてしまうところからはじまる。 さらには主人公のチャンピオンメダルまでもが何者かに奪われてしまうんだ。 犯人を追いかけるうちに、やがてこれらの事件はある組織が引き起こしたものだということがわかってくる。
その組織とは『クイズ真理教』!
人々を洗脳して操り、世界を征服しようとする悪の教団です。
すでにクイズ真理教の手に落ちた東京、パリ、エジプト、北京、ニューヨークの5都市を巡り世界を救うことが主人公の使命なのです!
話のスケールがでかすぎるわあ!!Σ(´Д`;)
クイズゲームとRPGが融合した大スケールのゲームがこの『アメリカ横断ウルトラクイズ』だ。 前半の大会で諦めてRPG編をプレイしないのはもったいないぞ!
あまり容量を必要としないはずのクイズゲームに4メガもの大容量を使っていたのはこういうわけだったんですね! 前半の大会も色んなジャンルのミニゲームと組み合わせてバラエティが豊富でしたが、さらにRPGまで網羅。 すごいボリューム感だと思いませんか。
すごすぎてもうお腹いっぱいよ!(´Д`;)
初稿:2018年12月08日
最終更新:----年--月--日