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タイトル画面
ええー！？また相撲なのー？（｀Д´）
こないだ『ああ播磨灘』3部作を取り上げたばっかりじゃない。
実はですね、前回のGB版『ああ播磨灘』を見てくれた方から、 『225連戦はヒドい、ありえない』という感想を戴いちゃったんです。
ああ、あれはしんどかったもんな（´Д｀；）
それっで、せっかくなので上には上がいるということを教えてあげようと思いまして（＾＾）
……は？（´Д｀；）
あ、そうか思い出したぞ！このゲームは…！（゜Д゜;）
このゲームはバンプレスト社のファミコン参入第1弾であり、その後も関係作品が多く作られている『コンパチヒーローシリーズ』の第1作目にもあたります。
『コンパチヒーローシリーズ』というのはSD化されたガンダム、仮面ライダー、ウルトラマン等の版権作品をクロスオーバーさせたコンピューターゲームの作品群だ。 こう聞くと心当たりも多いんじゃないか？
『ザ・グレイトバトル』や『スーパーロボット大戦』なんかがそうよね？ これが最初だとは知らなかったけど、そうなのね。
クロスオーバーが売りになったシリーズの元祖ですから、当然この作品にも多くのキャラクターが登場します。 その数は総勢22名！誰を使おうか、目移りしてしまう多さですね。
全キャラの描き分けがしっかりしてるわね！ どこまで再現されてるか注目してみたいわ。
うーん…キャラクターの特徴の出しかたは悪くないと思う。 それぞれに得意な戦法・苦手な戦法があって通り一辺倒の戦い方はできないようになっているし、 原作の設定に応じた必殺技も用意されてるなどそのあたりは凝っている。
必殺技はこのゲーム最大の見どころと言っていいですね（＾＾）
武器も光線技でも何でもあり。
ウルトラマンはスぺシウム光線、RXはリボルケイン。 まあこうなるのは予想してたけど、土俵上の光景としてはシュールだわね（＾＾；）
これら必殺技はいつでも出せるわけではありませんが、 体力ゲージが半分以下になると一発逆転をかけて繰り出せる強力なものです。 でも一部の技の使い勝手に難があるのがなんとも。
光線や銃撃などの遠距離技は使いやすいが、仮面ライダー1号のライダーキックのような近接技がとにかく当たりにくい！（´Д｀；） 逆転につながらない場合が多いんだ。
あまりに高く跳ぶので軌道を読まれやすく、かわされやすいライダーキック。
どうもバランスに難があるみたい？（＾＾;）それじゃあ光線技主体のウルトラマン達が有利なのかしら。
ウルトラ兄弟たちは使いやすいですが、別のリスクを抱えていますね。
ウルトラマンは、土俵の上では3分しか戦えないのだ（！？）
なるほど、カラータイマー！？（´Д｀；）
そんなところまで再現しちゃってるのね。
普通にやってれば3分も掛かることはなかなかないけどな。
決まり手「押し出し」の場面。
では、改めて土俵上のシステムについて説明しましょう。 と言っても特に難しいことはなく、寄り、突っ張り、吊り等の技を使って相手を倒すか土俵外に出せばいいだけです。
相手の体力はどう関係してくるの？
体力は、減っていると技を受けた時に飛ばされやすくなるんですよ。 ゼロになっても即敗北というわけではないです。
ここで俺が気になるのは、突っ張り、吊りでは体力ゲージを減らせるのに何故か寄りでは全く減らせないことだ。 実際に相撲をとったことがあれば分かるんだが、寄りを受けるとスタミナがかなり減るんだよ。相手の圧力に耐えなきゃならんからな。 この点にはどうしても違和感を覚えてしまう（－－;）
じゃあ寄りの必要性って？ 突っ張りでも相手を押せるみたいだし･･･。
まあ、寄りは使わなくてもいいですね（＾＾；） 基本は吊りです。吊りを繰り返して体力を奪いきり、最後に軽く技を掛ければ簡単に勝てちゃうことが多いです。 序盤のうちは顕著ですね。
うーん、何回かやってみただけだけど『単調だ』ってのは何となく感じたわあ（´Д｀；） 使える技が少ないのね…。
移動がすっとろいせいでテンポが悪いのもマイナスかな。 キャラのサイズに比べて土俵が広いから展開が遅くなるし、 速攻は相撲においては基本中の基本なのだがそれができないのも辛い。 せめてダッシュくらいできれば違ったんだろうがな。
さて、メインとなる個人戦モードについてです。 このモードでは自分が使いたいキャラクターを選び、前頭12枚目から昇進して横綱を目指すという目的が定められています。
だが、番付は1場所につき1つしか上がらない。 つまり横綱まで上り詰めるには最低でも19場所かかってしまうことになるというわけだ（－－；）
19場所ですって！？Σ（゜Д゜；） 播磨灘より上があるってこういうことだったのね！ 確かにこれはしんどいかもしれないわあ！
それが、横綱になってもそれで終わりというわけではなくって（－－；）
当初の目的であった横綱への昇進を果たしても特にエンディングがあったりはしないんだ。
昔はエンディングがないゲームもたくさんあったから仕方ないんじゃないかしら。 でもそんな言い方するってことはエンディングはあるのね？
エンディングの存在自体はわりと知られているんです。なぜなら説明書にその条件が書いてあるんですよ。
その条件とは。
対人戦ならともかく、この単調になりがちな個人戦をひとつのキャラクターで1,000勝するまでやろうとはなかなか思わんよなあ（´Д｀;） 22体もキャラクターがいるんだから色々使ってみたくなるし。
このゲームはパスワードが長いので、引き継いでそこまで遊ぶ人は多くなかったと思うんですよね。 実際どれくらいの人が自力でエンディングを見ることができたのでしょう。
そんなことよりも何よりも、この先を紹介するためには今から1,000勝するまでやんなきゃいけないの？（´Д｀;） 面倒くさすぎるんだけど…。
いえ、今回は私が以前プレイした時に取った1,000勝直前のパスワードがありますので、そこから始めることにしましょう。
光線技のデパートと言われるウルトラマンエース。
ウルトラマンエースのエンディング。
エースがリアル頭身のマンに乗って宇宙を飛んでる…これがエンディングなの？
そういうことですね。
て言うか、この様子だと各キャラクターごとに個別の画像が…。
あるでしょうね。
てことは、全種類のエンディングを見るためには…。
22,000勝しなきゃなりませんね。
……。
……。
いや、さすがにそこまではしなくていいからな？ （´Д｀；）
1キャラ分だって大変だったんですよー頑張ったんですよー（TДT;）
泣くくらいならなんで持ってきたのよ（´Д｀;）
初稿：2018年9月13日
最終更新：----年--月--日
