ぼく、ドラえもんよ。
ぼく、ドラえもんですね。
なんだどうしたお前ら(´Д`;) ん、これはドリキャスのソフトか? タイトルは…『ぼくドラえもん』…。
確かにこれはドラえもん。
さあ!みんなドラえもんになりきったところで 今回取り上げるのはこのゲーム、改めまして ドリームキャストから『ぼくドラえもん』よ!
なりきってなんかねぇよ!?Σ(゜Д゜;)
ぼくドラえもんって言ったじゃぁなーい(´・3・`)
タイトル読み上げただけだろ…(´Д`;)
まあまあ、このゲームを遊ぶプレイヤーはみんな否応なくドラえもんになってしまうんですよ。
さっきから話の要領を得ないのだが…。
実際にゲームをプレイしてみればきっとわかるわ! 百聞は一見にしかず、案ずるより産むが易しよ!
まずはオープニングを見てみましょう。
場面はお正月のある日、のび太くんが自室で寝転がってるところから始まります。
お正月をのんびり過ごすのび太…すべてはここから始まった。
すると、誰もいないはずなのにどこかから声が聞こえてくるわ…。 それはドラえもん好きなら知らぬ者がないセリフ、『いや、ろくなことがないね』!
後世に伝わる伝説的なセリフ。
おお、このシーンは…。
もうわかりましたよね(^^)
このオープニングは原作コミック第一話、『未来の国からはるばると』の再現になっているんです。
未来ある少年に対しあまりにも残酷な告知。
謎の声の主はもちろんドラえもん。 彼はのび太の子孫を名乗るセワシ少年と共に、のび太の将来がどれだけ暗いものなのか、容赦なく突きつけるわ。
そりゃ誰だって怒る。
よく考えたらこいつら、小学生に対してわりと酷いことしてないか…(´Д`;)
ですが、そんな未来を変えるためにドラえもんはやってきたんです。 このゲームでプレイヤーはドラえもんとなり、のび太くんを理想の未来に導いてあげるお手伝いをするんです。
ドラえもんはそれまでに何度もゲーム化されているけど、こういう原作の日常をモチーフにしたものは意外となかったのよね。 大長編モチーフの壮大なお話もいいけど、こういうのも待ってたのよ!
ゲームの展開は一週間ごとに区切られます。 各月4週間ずつ、4月の第1週からスタートして3月の第4週まで計48週間をドラえもんとして過ごしてください。
ドラえもんの顔のアップから一週間は始まる。
一週間の始まりはのび太の部屋から。 毎週発生するエピソードは決まっているから、基本的にはそれを探して歩き回ることになるわ。 エピソードによってはいきなり部屋にのび太が駆け込んでくることもあるけどね。
さあ、町に出よう。
アニメのような絵のままでキャラを動かせるのか! 3DOの『ザ・ドラえもんズ』を踏襲していていい感じだな。
行けるところはそんなに多くないのですが、作品舞台である町を歩き回れる喜びは随一です。
怒れるジャイアンとの邂逅。
路地にジャイアンがいたわよ。 のび太に会ったらメッタメタのギッタギタにしてやるって… 今度は何をしでかしたのかしらね?(´Д`;)
こうなると次の展開が読めるなあ(´Д`;)
のび太の帰宅を待ち構えよう
部屋に戻ると、のび太くんが息を切らせて駆け込んできましたね。 では、ジャイアンから逃げおおせるための道具を出してあげましょう。
左からジャック豆、地底探検車、ナワバリエキス。
三択なのか。 この中なら正しいものを選んでのび太に与えるわけだな。
そうそう、そーすると原作通りの展開になっていくわけよ。
正解はナワバリエキス。作った縄張りの中では誰であっても逆らえなくなる道具だ。
違うものを与えるとお話は違った展開を見せるので、あえて外すという遊び方もできます。 ただし間違った選択肢ばかり選んでいるとのび太くんの信頼度が下がってしまいます。
ちゃんと信頼を得て良いパートナーになんなきゃ良い未来に導くなんてできないからね! 具体的にはバッドエンド一直線よ。
一年が過ぎると、2人は未来が変わったかどうか確かめに行くイベントが発生します。
未来は変わったのだろうか。
待っている結婚相手はジャイ子?それともしずちゃん? タイムマシンで未来へ…ドキドキするわね。
なるほど、そういうエンディングか…。
高い信頼があればあの名編『のび太の結婚前夜』のエピソードをもってエンディングに、失敗すれば1年前と変わらずジャイ子ちゃんと結婚した未来を見ることになります。 ジャイ子ちゃんは、のび太くんと結婚したのはボランティアだなどと、わりとショッキングなことを言ってくれますよ(^^;)
なんという傷ましい真実。
ひでえ!(´Д`;)
6人も子供を作っていたからそれなりに愛情があったのかと思っていたがボランティアはひでえ!
まあでも、多くの人は最初にこちらのエンディングを見ることになるのではないでしょうか。
エピソードの発生条件を探すのも結構大変だし、三択問題もコアなファンなら余裕だろうけど、 知らないエピソードが出てくると難しく思っちゃうかもね。
そもそも、しずちゃんENDに辿り着くためにはかなり高い信頼を得てないといけないんですね。 そこそこできたつもりなのにダメだったということがよくあるんです。
でも心配はいりません(^^)
この1年で得た信頼度を持ち越して、心機一転の2年目が始まるからです。
この2年目はただの2週目という扱いではなく毎週1年目とは別のエピソードが発生するようになっていて、新たな気持ちでプレイすることができますよ。
そういうことか、はじめから2年でクリアすることを想定したバランスなんだな。
でもさー、私はいつも1週目でクリアしちゃうから2週目は見たことないのよね…。
みどりちゃんはファンレベル高いですからねー(^^;)
だがそれだとこのゲームを半分しか遊べてないことになるじゃないか。 ファンとしてそれはいいのか?
答えがわかってるのにあえて間違った道具を渡すなんてこと、私にはできないの…ドラえもんとして!親心として!
面倒くさいやつだな…(´Д`;)
わかってこのファン心理!(TДT)
初稿:2018年11月3日
最終更新:----年-月-日